初心者でもわかる合宿免許の取り方

全国各地にある自動車教習所の中には、入所者が合宿所に滞在し、短期間集中で卒業を目指す合宿免許のコースが設けられている所が非常に多いです。多くの人にとって馴染みのある教習スタイルである通学免許に対して、合宿免許はテレビCMで存在を知る機会があるものの、実際にどのような教習スタイルが取られているかについてはあまりよく知らない人が多いことでしょう。
実は合宿免許も通学免許も、教習所に入校の申し込みをしてから、卒業して運転免許取得に至るまでの流れ自体はほとんど一緒です。しかし、通学免許は指導員と入所者で話し合ってスケジュールを決めることができるのに対して、合宿免許は予め教習所が決めたスケジュールにしたがって教習を受けていかなければならない点に違いがあります。

AT限定普通免許を例に合宿免許の取得の流れを見てみよう

多くの人が一番最初に取得を目指すAT限定の普通自動車第一種免許を例に免許取得までの流れを述べると、入校申し込みをして期日までに料金を支払い、入校日に教習所に訪れると、指導員からひと通り教習についての説明が行われた後すぐに適性検査が実施され、第1段階の教習がスタートします。入校日を1日目とすると、第1段階の教習は6日目に全て終了します。7日目の午前中は修了検定、昼食後は仮免学科試験となっており、合格するとすぐに第2段階の教習に移行し、13日目に効果測定を含めた全教習が終了します。
卒業検定は14日目の午前中に実施され、合格すれば卒業証明書が交付されて教習所卒業となり、これを持参して1年以内に運転免許試験場で実施される学科試験に合格すれば、運転免許証が交付されます。普通免許の学科試験は平日であればほぼ毎日実施されているため、早ければ教習所を卒業した日の翌日には免許を取得することが可能です。

教習所が組んだ日程を消化できなくなったらどうなるのか

合宿免許の日程は、修了検定や卒業検定、効果測定などを一発で通過することを前提として組まれており、前述の普通免許取得までの流れの説明もこれを踏まえたものとなっています。もし、検定等に不合格となったり、病気などが理由で予定された日の受検を断念せざるを得なくなると、別の日に検定を受けることになります。このとき、検定に不合格となった場合は、再受検の前に補習を受けなければなりません。当然、教習所を卒業となる日は先延ばしになるため、合宿所の滞在も延長となります。
合宿免許では、日程通りに教習所を卒業できなかった場合に、補修料や検定料、追加の滞在費用などを追加料金として請求しますが、入校申し込み時に保証料とよばれる費用を支払うことで、追加料金を支払わずに済むようになります。最短の日数で教習所を卒業するできるかどうか不安に感じているのであれば、保証制度を利用すると良いでしょう。